世界中で感染者を出し、日本でも1月31日時点で国内感染者数が17名となった新型コロナウイルス。
Twitterでは各地で「マスクがない」など予防部分で大切だとされるマスクが品薄状態であるとのツイートが多く見られます。ドラッグストアでも爆買いがあり、現在は1人1つまでなどの個数制限をかけている店などもあるようです。

さらにはメルカリなどのフリマアプリやamazonなどで使い捨てマスクが転売され、高騰するなど問題視されています。
現在、ワクチンなどがない状態の新型肺炎の予防方法として、手洗い・うがい・バランスのとれた食事と十分な睡眠時間・こまめな水分補給・保湿など風邪やインフルエンザを予防する時と同じような予防が有効とされています。
では、この新型コロナウイルスですが、いつ頃収束を迎えるのでしょうか。今後のスケジュール立てにも気になる方は多いと思いますので予測をまとめてみました。
ピークは5月頃までか
中国での感染者数について「2月第1週までに感染者が10万人に達するのは間違いない」と語るのは、流行データの分析が専門の北海道大学医学研究院(理論疫学)の西浦博教授だ。
引用:文春オンライン
西浦教授の研究チームといえば、1月24日の時点で800人程度と公表されていた武漢市内の患者数について「5500人」とする推計を、欧州専門誌に発表して話題となりました。
いつまで感染が続くのかという問いに、西浦教授は
『2月初旬でピークが終わるとは思えません。いまのところ教科書通りのカーブを描いて感染者が増え続けています。香港の研究チームも発表していますが、この感染は5月ごろまでは続くでしょう。私たちの研究でもほぼ同じ結果が出ています。まだ収束する気配はありませんから、長丁場になることが予想されています。』
夏以降までは続く?
東北医科薬科大学:賀来満夫特任教授
「少なくとも数ケ月はまだかかるんじゃないか。4月5月位が一番感染のピーク。7月8月位まではやはり続く可能性があります」
「比較的病原性はそれほど高くない」
「ですから、過度な心配をなさらないようにして頂きたいと思います」https://t.co/KmfEopAc3K— 水木玲那 (@Re_mizuki) February 1, 2020
東北医科薬科大学特任教授 賀来満夫先生の話によりますと、新型コロナウィルスは感染症を起こす力が高くないことから国内で爆発的に感染が拡がる恐れはないとしています。
「このウィルスは比較的病原性はそれほど高くない。以前のサーズやマーズよりも低いと言われている。過度な心配をなさらないでください。」
過度な心配は必要ないとした上で、感染者のピークや収束時期については
「少なくとも数か月はまだかかるのでは、4月5月くらいがピーク。7月、8月くらいまではやはり続く可能性があります。福島県でも感染症の症例は発生する可能性はあると考えた方がよいと思います」
と述べています。
この収束時期は多くの専門家たちも同じような予測をしているそう。
- 4月、5月がピーク
- 徐々に感染者は減るが、それでも7月・8月くらいまでは続く
だろうという予想です。
日本としても気になるのは東京五輪。
ピークは過ぎているものの、夏に開催される東京オリンピック・パラリンピックでは世界中から観客が訪れるものと思われます。
この時期に多くの外国人が移動してやって来ることから、個人個人の予防対策が大切になりそうです。



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