新型コロナウイルスの感染が拡大してからマスクやアルコール消毒剤、手洗い用品、うがい薬など様々な商品が話題になっていますが、ニュージーランド産の高級蜂蜜であるマヌカハニーもその一つ。
強い抗菌作用からコロナに対抗出来るのでは?と注目が集まりましたよね!
そんな中、今回こんなニュースが流れました。
【マヌカハニー 一部除草剤検出】https://t.co/sLFbkOIRnS
NZの「マヌカハニー」から、発がん性が疑われている除草剤の成分が検出されたことが判明。同国の報告書は、市販の蜂蜜製品からは政府の残留基準を上回る量は検出されなかったことから、安全性に問題はないと強調。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) August 16, 2020
発がん性が疑われる除草剤の成分が検出されたというのです。
食べる抗菌剤として人気が高いのに、これでは本末転倒か…と思われる方も多いかもしれません。
そこで、この記事では残留農薬が検出されたメーカーや、どうして残留農薬が検出されてしまったのか、その原因などをお伝えしたいと思います。
グリホサートが検出されたマヌカハニーの銘柄は?
ズバリ答えますと残留農薬が検出された銘柄(商品名など)は明らかになっていません!
今日16日にネットニュースとして話題になったマヌカハニーの残留農薬検出ですが、元々はニュージーランドの国有テレビ局TVNが7月下旬に報じたものです。この報道の情報元はニュージーランドの第一次産業省がまとめた調査報告書。
しかしその報告書の中に銘柄は明記されていません。
調査の方法は以下のような内容です。
- 精製前の蜂蜜と同国内で販売されている蜂蜜製品を対象に、2015~16年と2019年の2回に渡って行われた
- 1回目の調査で、全国から集めた300サンプルの残留農薬を検査
- その結果、全体の22%にあたる67サンプルからグリホサートを検出
- そのうち5つのサンプルは、政府が定めた国内向けの残留基準の上限(0.1mg/kg)を超えていた
- 300サンプル中、マヌカハニーと、マヌカハニーが含まれていると見られるブレンド品は合わせて116サンプル
- その16%にあたる19サンプルからグリホサートが検出された
- 残留基準を超えたものはなかった
- 2回目の調査は、国内向けのマヌカハニーの製品に絞って行われ、全60サンプル中、18%にあたる11サンプルからグリホサートを検出
- 残留基準を超えたものはなかった
銘柄が明記されていなかった理由までは分かっていませんが、マヌカハニーから残留農薬は検出されたものの、基準値を超えていなかったためにメーカー名などは控えたのかもしれませんね。
実は我が家でもマヌカハニーを愛用しています。
ただ、やはり普通の蜂蜜よりもお値段がしますので、喉が痛い日、乾燥して痛くなりそうだな~という日に寝る前にスプーン1杯頂くという感じです。ですから日常使いではないんですね。
ですから、残留農薬が検出されたとはいえ、基準値を超えていないから良しとするか…うーん、これはもう個人の判断によるところですよね。
グリホサートとは?日本では未だ規制されていない
グリホサートとは、農薬の一種で日本でいうと除草剤「ラウンドアップ」の成分に入っていると説明すれば分かりやすいかもしれませんね。
このグリホサートは2015年、世界保健機関(WHO)の外郭団体である国際がん研究機関(IARC)が「ヒトに対しておそらく発がん性がある」との結論を出しました。
危険度を示す5段階評価で2番目に高い「グループ2A」に分類したのを機に、使用を禁止したり規制したりする動きが急速に広がっており、欧州では昨年フランスがグリホサートを有効成分とする一部除草剤の販売を禁止。
ルクセンブルクは今年中にグリホサートを全面禁止にする予定で、ドイツも2023年末までに使用禁止にする計画だそうです。
欧州以外にも規制の動きは広がっているのですが、日本では現在も使用規制や禁止されておらず様々な場面で使用されています。
蜂蜜から残留農薬が出てしまう原因とは?
調査報告書では蜂蜜からグリホサートが検出されたのは、グリホサートを使用している農場や牧場の近くに巣箱を置いたことが原因としています。
マヌカハニーも同様に、グリホサートが検出された製品は、マヌカの花蜜に他の草花の花蜜が一定量混入した「マルチフローラル」と呼ばれるブレンド品に多かったことから、やはり農地に比較的近い場所に巣箱を置いた結果、ミツバチがグリホサートのかかったクローバーや牧草の花蜜を集めてしまったためと推測している。
ミツバチが蜜を集めるために飛び回る範囲は半径2~3kmと言われており、グリホサートが検出された蜂蜜は、農地から巣箱までの距離がこれ以内だった可能性が高い。
引用:Yahoo!ニュース
マヌカハニーを選ぶ時はどうすればいい?おすすめは?
やはり『残留農薬』ということで、【無農薬】としている製品が安全であると考えます。
おすすめとしては私個人でも利用している『マヌカ専門店 ハニーグリーンベイ』さんのマヌカハニー!
除草剤グリホサートの成分が検出されたというニュースが出た翌日にはきちんとしたメールをくれました。
ハニーグリーンベイさんの扱っているマヌカハニーは
- 定期的な自主検査を行っている
- 人里(農地)からとても離れた山林に巣箱を置いて収穫しているためミツバチが農地まで行くことが出来ない(ミツバチの行動範囲は半径2〜3km)
そして、産地の視察や自主検査はお店のオーナーさんが職業人生をかけてやっているというこの決意!
サイトを見るととても安心してマヌカハニーを購入出来ると思います。是非、見るだけでも、他にお使いのハチミツと比べてみるなどしてみてください。
また、残留農薬検出検査を行い不検出となっているものを選ぶなど、消費者側が注意しながら商品を選ぶ必要があります。
グリホサートが検出されたマヌカハニーの銘柄は?残留農薬が出てしまう原因とは?まとめ
風邪気味だったり、喉の痛み、花粉症なんかでマヌカハニーに頼っているという人にとってはちょっと心配になってしまうニュースでしたね(私も一瞬不安に;)
ただ、【残留農薬が検出されたが基準値は超えていない】
これをどう捉えるかは個人個人違うと思います。
それを踏まえて安心出来るマヌカハニーを選ぶなら【無農薬】がおすすめです。
私個人は効果を感じているため、これからもマヌカハニーを使っていきたいなと思います。
それでは、ここまで読んで下さってありがとうございました!
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