9月7日、釧路発、関西空港行きの旅客機の機内で、新型コロナウイルスの感染防止のためマスクを着けるように求められた男性が着用を拒否して臨時に新潟空港で降ろす、というトラブルが発生しました。
その後メディアではその男性を捉えた動画などを流して報じています。
一体この男性はどのような人物なのでしょうか、調査してみました!
ピーチ航空機内でマスク拒否をした乗客男性は誰?顔画像や動画、実名まで特定されてる?
同機内に搭乗していた男性が捉えた映像です。
CAさんにマスク着用をお願いされても拒否する男性。
なんとか離陸はしたがCAさんに執拗に食って掛かって、新潟空港に緊急着陸後警察官等に付き添われて降機。
飛行機は給油等して関空に向かったが到着は130分遅れであった。
そこまでマスク着用を拒否した理由と降機後行動を知りたい。
1人でも多くの人に今回の騒動を知って貰いたくて、動画を撮影・YouTubeにアップ致しました。
現在再生回数が伸び、ニュースにもなり、私自身も大変驚いております。
この動画を撮影した際は、とにかく腸が煮えくりかえっておりました。
男性を刺激してはならないと、画面も見ずに録画ボタンを押しました。
動画を確認した際、少しは男性の顔も隠れつつも状況は的確に捉えてるのではないかと、満足致しました。
私に技術がないために、男性、他の乗客、CAさんにモザイク等を掛けられなかった点は大変心苦しく思っております。
まだ、私も心の整理がついていない状況なのですが、とりあえず更新させて頂きます。
投稿をした男性は大変憤りを感じており、当時の状況を何とか知って欲しいということでYouTubeに投稿したとのこと。
「何も問題はないはずです」
「移動はしません、席はもう発券されているわけですから。席は発券されて、それでその席にちゃんと座っているわけですから、私が移動することはもうありません」
「それ(降りるの)は無理です。降りないことはしません」
「お願いは別に受けたまわります。それで必要な書類があれば書きます」
「行きのジェットスターでもそれやりましたんで」
「それはどういう規則ですか?」
「それ(マスク)はもうしませんって言ってるでしょう」
「例外を認めないのであれば、きちんと書類を出すべきじゃないですか?私も書きますから。ジェットスターでも」
名前などは特定されてはないものの、男性の横顔やどのようなやり取りがあったかなどは分かりますね。
行きのジェットスターでは…と語っていることからこの便が帰りであることも判明しています。
グッとラック!で表示された名前は?
編集ミスなのか、取材班の名前なのか、放送事故か…連日この問題を報じているグッとラック内でZOOM画面の下に名前が表示されていることが話題となっています。

マスクを拒否した男性と思われるTwitterアカウントが開設
MM126便(9月7日釧路ー関空)においてマスク着用拒否により途中降機を強いられた乗客です。ピーチ社との見解の相違、事実誤認に基づく不正確な報道に対して、こちらの見解をご説明すべくアカウントを作成しました。宜しくお願いします
— マスク未着用途中降機乗客 (@mask_passenger) September 8, 2020
報道を見ていて、一体どのような野蛮な人なのだろうと思っていたら、丁寧に質問にも答えており、だいぶん印象は違いますね。
ピーチ社の見解と、一方的な報道に対し真っ向から反論しています。
どのような経緯で飛行機から降ろされたのか?
この便は、7日午後釧路空港を出発した関西空港行きのピーチ・アビエーションの便です。
航空会社によりますと
- 出発前、客室乗務員が乗客の中にマスクを着けていない男性がいるのを見つけ、着用を求めたところ、男性は求めに応じなかった
- 出発したあとも男性は着用を拒否し続け、別の乗客がマスクをしていない人の近くは嫌だと言ったことに対し「侮辱罪だ」と声を荒げた
- 出発後も再度乗務員がマスク着用を要請したが、男性は「非科学的だ」「マスクをつける義務はない」「何か強制力のあるものを提示しろ」と言い張った
- 客室乗務員が警告書を渡すと告げた際に「やれるものならやってみろ」と威嚇した
- このため、機長が機内の秩序を乱す行為にあたると判断し、新潟空港に臨時に着陸して男性を降ろした
- 着陸と同時に、警察官1人を含む4、5人が乗り込んできて、男性と話をした後、男性が席を立って出て行った。機内からは拍手が起こり、男性は「バイバイ」と言って去った
- 機内にはほかに124人が乗っていて、関西空港には予定より2時間15分遅れで到着
- 航空各社では新型コロナウイルスの感染防止のため、乗客にマスクの着用を要請していますが、国土交通省によりますと、マスクの着用をめぐって国内線の旅客機が臨時に着陸したトラブルは初めて
- これについてピーチ・アビエーションは「安全運航のためすべての乗客に乗務員の指示に従うようお願いするとともに、新型コロナウイルスの感染を防ぐために、空港や機内では特段の事情がない限りマスクの着用をお願いします」とコメント
機内という閉鎖空間の中で結構ハラハラするようなやり取りが行われたのだなと分かります。しかし、男性の主張としてはこれはピーチ社の見解であり、実際には大声も上げていない(地声が大きい?)など印象操作がなされていると主張しています。
「非科学的だ」という私の一部発言が、失言のように報道で切り取られています。
現時点でマスク着用は科学上も効果や作用について論争があり、盲目的に唯一絶対の選択肢として(裁量を逸脱してまで)着用を強制することは「非科学的な」態度と断じざるを得ません。こちらとしては正当な指摘をしてます— マスク未着用途中降機乗客 (@mask_passenger) September 9, 2020
報道各社におかれましては、現状でもかなり問題あるピーチ社の情報提供を鵜呑みにせず、双方の見解を精査して事実をお伝え下さるようお願いします
— マスク未着用途中降機乗客 (@mask_passenger) September 10, 2020
マスコミに対しても、どうか公平な目で事実を伝えて欲しいと訴えています。
当時の様子を伝えるブログ記事(note)も

noteには当時のことを伝えるべく投稿してくれた方も。
釧路発の関空便行き9/7 12:30発予定のMM126便、マスク拒否をした男性と同機に乗り合わせた方の
釧路珍道中〜Peachまさかの緊急着陸
と題したブログです。
この方はマスク拒否をした男性が機内から降ろされた理由について
これを読まれた皆様には今後の報道で気をつけて見て判断して欲しい。マスクを付けれないのは仕方ない、それが傷病理由なら尚更仕方ない。そこは問題ではない。
乗るなら乗務員の指示が飛行機の中では絶対。それに反することは残りの乗客を危険に晒すことになる。上空で件の人は騒いだ。だから降ろした。これが理由。
マスクが大きな理由ではなく、騒いだために降ろされたのだと、このようにはっきりと書いています。
マスク未着で飛行機が2時間以上遅れ…男性は罪を問われるのか?
この問題は情報番組などでも大きく取り上げられ、実際にこの男性が罪に問われることがあるのか?という疑問に東横こすぎ法律事務所の北川貴啓弁護士が回答していました。
- 安全阻害行為の程度が悪質な場合、機長による(阻害行為の)禁止命令を発布することができる。その機長命令にも従わない場合、航空法150条による50万円以下の罰金
- 大声を発するなどして乗務員の業務を妨害・停滞させてしまう行為は威力業務妨害罪により3年以下の懲役または50万円以下の罰金の可能性
上記のような罪に問われるかもしれないとの見解でした。
但し、ピーチ社が訴えを起こせば…ということになり、今後男性との話し合い・和解が成立すれば罪には問われないでしょう(それが一番ですよね;)
ネットの反応
例のマスク拒否の人、対応したのが女性じゃなく男性だったら反応が変わったりしたんだろうか
— T.ri (@Sadori_Tri) September 10, 2020
マスク拒否の客を正しいと擁護する人は、自分の正義優先で法に従えない人たちだろうから、少なくとも公共交通機関は二度と利用しないでもらいたいと思う。
それなら、交通周りの法で犯罪者になることもないだろうし、お互い幸せだよ。— BEEDASH (@beedash_) September 10, 2020
マスク拒否した人の拍手ってピーチの対応に対してじゃないの??拒否男性に対しての拍手って捉えれるプラス思考羨ましい分けて欲しい!!!
— な 나나 (@W8nPEBCXCIPAqi7) September 10, 2020
飛行機でマスク拒否して降ろされた人がいるみたい
いや!しろよ!
したくないなら乗るなよ
それしか言いようがない
たまにいるよねこんな人
— そらでん|旅行&ダイエットinformationラボ(公式) (@WnyPTc6YDUJXVTz) September 10, 2020
マスクを付けたくないというわがままが公共の福祉に合致するかしないかは、誰でも分かること。
航空法上の機長の権限は一個人のわがままに制限されるものではない。
権利の濫用はやめてほしい。
反面教師にさせてもらおう。#マスク拒否 #マナー #自己中心的 https://t.co/157ABFq5rR— まぁSFC旅行民 (@ANA77055206) September 10, 2020
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